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ライブ行ってきたよ:Distract from POPs TOUR

4月4日、渋谷Spotify O-Crestにて開催されたアザミさんのライブ、「Distract from POPs TOUR」の東京公演に行ってきました。

 

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アザミさんとの出会いは2021年の夏だか秋だか、曲のリクエストを募っていたお題箱に「遣ラズノ雨を歌ってほしい」という書き込みが来た事だった。そこで聴いてハマり、Twitterを見たらちょうどその日が2nd無観客配信ライブの翌日で(なんというタイミング)、せっかくだしとチケットを買ってアーカイブを聞いたところものの見事に沼に浸かってしまった。それから配信があれば聞き、新曲が出れば聴いて「良い...」と胸をおさえうずくまり、ツイートがあればいいねするしっかりとしたオタクになっている。

そんなアザミさんが有観客でライブをする、と言った。チケットを買った。

そして、その日が来たわけだ。

 

当日、起床。

前日の夜、かなーり時間にゆとりを持ちたかったので家を10時には出ようと思っていたら起きたのが10時半。本当に時間にゆとりを持っておいて良かったと思う。

軽く急ぎながら準備を済ませて家を出る。食事は朝昼一緒でマクドナルドのハンバーガーを食べ、今日最初の食事が脂っこい事に若干の後悔を感じながら、車で2時間半くらい運転、指定の駅に着く。

ライブに行くのはこれが初めてじゃない...というか、コロナが流行る前は月1レベルで東京までライブを見に行っていたので、その時の記憶を掘り起こしながら移動している。2時間半の運転だって本来は不要だけど、確か自分は電車が苦手だったので、駐車場代や乗り換えとかの兼ね合いでこの駅まで車で来ていたな、懐かしい...と感慨に耽りながら移動していた。

予定通りの電車に乗り込み、確か電車の中でセトリ予想とかして、歌いそうな曲を聞いていたっけな...と思ってモラトリアム・グルーを再生したら、「数時間後にこれが、生歌で、バンドで、ライブハウスで聴けるのか...?!」というわくわく感で思わず電車の中で叫ぶかと思ったので慌てて口をおさえた。そのくらい楽しみ過ぎた。

 

東京、到着。友達と合流。

ライブの後の事は何も考えていなかったので宿なんかも取っておらず、荷物をどこかに置けるわけでも無いので駅構内のコインロッカーに着替えの入ったリュックを押し込んで移動。友達がご飯を食べていなかったので、ライブ前の腹ごしらえと事前物販までの時間稼ぎで丸亀製麺へ。ちくわの磯辺揚げ、多分揚げたてだったなアレ。うまかった。

その後事前物販に行くためにライブハウス前で友達と駄弁っていたら、まさかのネット友達と合流。話のついでに「もしかしてあのお題箱送ったのって...」と聞いたらそうだと返事が来た。あのお題箱が無ければこのライブにも来れなかったわけで。本当に感謝しかない。

列の後ろの方だったが難無くグッズは買えた。良かった良かった。

 

コインロッカーまで戻り、「出来るだけ身軽な格好で行きなさい...」という天啓に従って身支度を整える。先程買ったライブシャツへ着替えるのも忘れない。そうやって開場まで待ち、遂に入場。発番は32番とかなり早かったのだが、少し手間取り130番代の方と同じくらいのタイミングで入場した。何番まで呼ばれてます?って言って答えてくれた方、本当にありがとうございました...。それでも前から3~4列目くらいで少なくとも半分よりは前だったし、ああでもだけど本音を言うともう少し前で見たかったな。次への課題にします。客層は女性VTuberだからかやっぱり男性が多め。だけど女性も結構な割合でいたしなんなら外国人顔の方もいて「客層、広いなあ...!」と驚いた。

 

 

ライブの話、ここからっす。

ここから書けば良いのにね、当日朝から話を始める癖がある

一言で言うと、「革命」だった。自分が思っていたよりライブハウスの音は大きかったし、ギターやドラムの音、歌声で気分はアガるし、心を掴んで離さなかった。数年前に行っていたライブの記憶は予想以上に劣化していたようで、「こんな感じだった」という記憶から成るなんとなくの感情の予想は最初の轟音で消し飛んだ。BOTSU ROCK STARの一番最初、「貴方には」の部分で「最ッ高だ...」と、近くの誰かが呟いていた気がする。それは俺だったかもしれないけど、全く同じ気持ちだ

 

BOTSU ROCK STAR、なんとなく自分は「はじまりの曲」だと思っていて、それは投稿のタイミングだったりバンド曲だったりするからなんだけど、それがライブの始まりにバン!と来てくれたのめちゃくちゃ嬉しかったし感情は開幕から最高潮だった。

 

ホログラムもアンチポップも、元々バンドサウンド(ホログラムにいたってはfeat.アザミバンドだし)なんだけど、やっぱり生音になると迫力が違くて、もうマスクの下で口角が上がりっぱなしだった。やっぱこれよ...!

 

どこかのタイミングでアザミさんが「ここにはみんなを否定する人はいないから、好きに声出してノってください」みたいな旨のMCをしていて、それなら...と遠慮なく手を上げたり声出したりした。声出しアリのライブ、やっぱ楽しいな

 

不老有限完全体やex-404みたいな変拍子曲もしっかりセトリに入れてくれて、いやまあ上手くノれなかったんですけど!!!でもライブで聴きたかったので本当にありがたかった。次回までにノれるようになりたい。

 

そして、ラストシーンですよ。初めて聞いた2nd無観客配信ライブに入っていたライブオリジナルのギターフレーズが本当の本当に好きで、だからライブでやってくれて本当に嬉しかった。これを聞く度に「ああ、おれはここから始まったんだ」って思う。

 

「弦が、切れました。」ってMC多分ラストシーン終わりだった気がする。ハプニングでごめんけど笑った。「こうやって現場数こなしていきます」の発言にこれで終わりじゃないんだな、と感じて嬉しくなった。いや2nd有観客ライブ既にチケット買ってあるから終わりじゃないのは知っているんですけど...

 

「Re-raise」って言った声、最初ちゃんと聞こえてなくて、最初の伴奏で「これやんの?!!」ってびっくりした。これが好きなのもあるけど、提供曲のセルフカバーをライブでやってくれるのマジでありがて...藍ヨリ青クもやってほしいな

 

エクスプレス・デリバリーさ、正直に白状すると他の曲と比べて聴いてなかったんですよ、なので最初の伴奏で知らない曲だ!って思っちゃったんですけどあれー...ヤバいね。すっかりハマりました。Bメロの感じすげー好きだしライブ受けするというかあそこ手叩きたくなっちゃう。もちろん叩きました...

 

フィクサー・イン・グレイ、無観客配信ライブでも思ったんだけどこの曲のドラムがすげー好きで、聴けて嬉しかった。今まで行ったライブ、あまり楽器隊の演奏に注目して見聞きしてなかったからアザミさんのバンド見てると、アザミさんだけじゃなくてバンドメンバーも好きな自分に対して不思議な気持ちになる。

 

「モーソー?ダウト!ベイビーのところみんなで歌いたくない?」ってどこかで言ってた気がする(幻聴の可能性も全然ある)から流石にコールするしかない!と思ったビジンハクメイ、普通に歌詞が好きなんだよな...としみじみ聴きながらそれでもしっかりコールした。ふと思い返すとバンド演奏がすごい似合ってる曲だったな...また聴きたいな...歌えららるらら~

 

遣ラズノ雨、最高だった。この曲歌って投稿してるんですけど、ライブで聴いて改めて歌い直したいというか、なんというか、「良かった」んスよね...「最大打点延長で咲く浪漫」すげえ雄々しい声が聴こえて笑っちゃった。

 

フェイクニュースの前奏聴くとアガるんですよね、実際に「ヤッタ~!」って言った。2番間奏前、ノリ過ぎて頭振り過ぎた。周りの人に迷惑はかけてない...はず。すみません。

 

oteateholic、歌うんだ...と思ったけどライブで聴くそれ、CDで聴いてるのとは違う良さがあった。噛まずに歌えるのホントにすごい。

 

そこからのnoble fake、歌うんだ?!!曲の連続でかなりアガった。バーチャル・マッチング収録曲、アンチポップは確定で入るとして、あとはテンプレコウハイチュウかな~って予想してたから。まさかライブでやってくれるとは思ってなかった。最高。

 

ex-404終わってさ、「あと2曲やって帰ります!」ってアザミさんが言っている後ろでドラムの林田さんが思いっきりシンバルに振りかぶる所が見えて、まさか?!と思ったらそこからシンバル4連で始まったモラトリアム・グルー。ハッキリ言うけどあれを見れただけで本当に行って良かったと思う。もともとCD発売当時どころかクロスフェード動画での視聴からこの曲は本当に好きだったんだけど、前に林田さんがモラトリアム・グルーの叩いてみた動画をTwitterに上げていて、そこでやっていた開幕シンバルの「シャーン!」っていう音が本当に良過ぎて、今もブックマークに登録して定期的に見ているくらい好きなんだけど、あれリアルで見れたら悔い無いなって思ってたんです。本当に見れて良かった最高でした。今でも心奪われてるし定期的に「モラトリアム・グルー...」って呻いてます。

 

で、ラストの行かないでメロディメイカー。「誰もが羨んだ 才能ってのがあれば」の歌詞だったり、感情がこれでもかと入ってた歌い方だったり、間奏のギターだったり、なにもかもがあまりにも沁み過ぎる。

 

そうやって大盛況で幕を閉じたライブ...というわけではなく、アンコールの声が。アンコールのペース早いしだんだん加速していくしでちょっと笑っちゃったのは秘密です。

 

ギターのサカモトさんとアザミさんだけ入ってきて、弾き語りのような形で歌われたミッドナイトトラベラー、「まだまだ我儘なままでいさせて」と「トラベラー」の間に間があったの凄いオシャレなアレンジで良かった。サカモトさんのハモリも最高でした。セイレンケッパクもそうだけどサカモトさんのハモリすごい好きなんだよな...優しさというか、包容力というか、すごい良い。

 

そして、最後のMC。途中ガヤで後ろの方から「何年待ったと思ってる!」って声が聴こえて、それがすごい心の中に残っている。配信ライブのコメントとかで「いつかこの景色を生で見たいな」って言ったのが、今、この場で現実になっている事にすごい感動したっていうか、なんというか...うまく言葉に出来ないけど、本当に来れて良かったと思った。

 

そして、MCの後、バクテリア

BOTSU ROCK STARが「はじまりの曲」だとすればバクテリアは「変化の曲」だと思ってて、初めての収録したリアルの姿のMVだったりとか、曲の感じだったりとかでそう感じるんだけど、確かに言えるのは一つで、これをこのライブ聴けて本当に良かったって事。最高でした。

 

最後の曲、ロックンロールは人知れず。

みんなで✌出来て本当に良かった。「またあそぼーね」の一言、幼少期にした友達との約束とか合言葉みたいですごい好きなんだよね。

 

ライブが終わって、照明が全灯して、迷惑にならないようさっさとライブハウスを出たけど駅に向かってる移動中もずっっっと「良かった...」って言ってたし友達と飲みながら「モラトリアム・グルー...」「BOTSU ROCK STAR…」と呻いてました。本当に良かった。

 

本当に念願だったというか、推し始めた当初はむしろ「VTuberだから...」って諦めていたまである有観客ライブ、まさか実現してその場に俺が行けるって、今でも信じれていないですが、まだ目を閉じれば4月4日の渋谷Spotify O-Crestに戻れるので、夢とかじゃないんだろうなって思います。何度も言うけど、最高だったよマジで。

 

9月のライブも絶対行きます。楽しみ~

 

おまけ

 

タグとか設定してないのにいいねされると思ってなくてマジでビビった

実はライブとは(若干)関係無く1週間ほど禁酒していたのですが、ライブ後の酒、めーっちゃめちゃ美味かったです。