9月28日、渋谷WWW Xにて開催されたアザミさんのライブ、「Attract to POPs TOUR」の東京公演に行ってきました。
前回のライブはコチラ。
前回の記事の反省を踏まえて、当日朝からではなくもうちょっと近い時間から話をします。朝起きて電車乗って若干酔いながら渋谷着いた、そこから！
やはりライブをするならグッズは欲しいので、ライブ前に行われたオンライン物販に参加はした。したんだけどモタモタしていたら欲しかったものが売り切れてしまったので当日物販に駆け込む事に。物販開始から10分くらい前に会場に着いたのに、既に列が形成されていてビックリした。Tシャツとナイロンジャケット、タオルと缶バッジを購入。フフフ...
今回は珍しくその後の事を考えてホテルを取った(えらい)ので、事前物販が終わってからグッズを置きにホテルまで戻った。暑かったのでナイロンジャケットは開封せず、Tシャツだけ交換。シャワーを浴びたはずなんだけど、ホテルから一歩出たら意味無くなってしまった。9月末にしては暑すぎじゃね？？？
会場に戻ってきたらぼちぼち開場の時間へ。前回に続き今回のチケットも37番という神番号だったので、今度こそ...！と早めに入場。そのおかげで、前列2番目の真ん中ちょい左という神位置を手に入れる事が出来た。周りの人と軽く交流をして、開演前のステージの写真を撮って、ついに、ついに開演。
裏庭の墓標で 思い出す日々よ
貴方にはひとつも罪はないが
バクテリアのひとつになって
その血の中の
全てを支配してあげるのに
バクテリアのここの部分、CDでもアザミさんの声以外なにも無いんだけど、ライブでもちゃんとやってくれて本当に最高だったし、その後にドン！って間奏が始まった瞬間、おれはまたライブに、この場所に来れたんだなって確信した。口元はニヤケが止まらないしアザミさんとギターのサカモトさん、ドラムの林田さんが一度の視界に納まる場所におれが立っているものだからもう何を見れば良いのか迷ってしまい、目が2つしかない事を人生で初めて後悔した。
ホログラムや物理的サークルクラッシャーのバンドサウンドが、生音があまりにもカッコ良いなあ！と思っていたしみんな笑顔で楽器演奏してて、本当に楽しそうに笑ってて、ああ良い物を見ているな、と思った。
まさかこんな早く来るとは思わなかったイレブンバック。変拍子曲の極みみたいな曲してて聴いてて本当に楽しいんだけどノれるかどうかは別の話でして...次回聴くまでにノれるようにしておきたい。
ネイビィ、おっそろしく良かった...今までの曲と声の出し方全然違うのにちゃんと出せるの多彩さを見せつけられるようですごい好き。「君を消し去る世界など 一人残らず生かしてはおけぬ」部分の、感情が全面に出てるような歌い方すごく良かった。
やっぱり起承転新に収録された曲やるんだろうな～とは思っていたんだけど、インテリヘイター→まけいぬ概論Iはちょっと聞いてなかったです...インテリヘイターすごい好きだったのでサビとか思いっきり腕上げてしまった。最初は前列だし後ろの人が見やすいように...とか思ってたけどここら辺から配慮が消し飛んだ気がする。まけいぬ概論I、本当の本当にアザミさんが可愛かった。しゃがみにやられたオタクがここに一人。
noble fakeの曲の出だし聞いた時に「やるんだ？？！いやこれ4月の時も思ったな...」って一人で思ってた。確かこの曲かネイビィか両方で、マイクスタンドにマイク置いて片手をポケットに入れながら歌ってた覚えがあるんだけど本当にさまになっててカッコ良かった。まけいぬ概論Iとのギャップよ。
追熟、恥ずかしい話提供曲という事もあり全然聴いてなかったんだけど出だし聴いた瞬間にこれおれの好きなやつかもしれない！！！！！と思い、ライブ終わりに本家を聴いたところどっぷりハマってしまった。そうなると、ライブでもう一度聴きたくなるんですね。あの時に帰して！
フィクサー・イン・グレイとRe-raise、本当にめちゃ良くて...フィクサー・イン・グレイのドラムカッコいい事を再確認した。というか林田さんカッコ良過ぎるよホントに。すごい良い場所で見れたのでよかった。Re-raiseとかヘビロテ超えてカラオケで歌えるまでなってるんだけどやっぱりアザミさんの聴いた方が良いかも！となってしまった。
聴き覚えのある前奏、あまりにも良過ぎるギター、始まるラストシーン。何度も言うけどアザミさんという沼にハマったきっかけはこの曲のあのギターフレーズで、でも聴く度にハマっているというか、今はＢメロのドラムめちゃ良いなって思ってて...ドラムすごい見える位置におれが立ってて.........本当に良かった。きっとまだまだ好きになる。
4月に続いてコールするしかない！と思ったビジンハクメイ、「歌えららるらら！！！」っていう圧強めのコールが聞こえたのか、間奏でアザミさんが笑ってて、あー箱がデカくなってもきっと聞こえて笑ってくれるんだろうなーって思って嬉しくなった。
「女性になる準備は、出来てますか」から始まった遣ラズノ雨、周辺の男たちが「最ﾞ大ﾞ打ﾞ点ﾞ延ﾞ長ﾞでﾞ咲ﾞくﾞ浪ﾞ漫ﾞ！ﾞ！ﾞ！ﾞ」って野太い声でコールしてて笑った。ラスサビのアレンジやっぱ好きです。4月にも思ったけどやっぱりラストシーン共々歌い直したい。もっと歌が上手くなったら...！
ここで初めてのMC。休憩ほぼ無しで14曲走り続けるところに、アザミバンドとしての強さを感じた。各プレイヤーが天才なのでチームが最強っての、少年漫画とかでよくあるじゃないですか。おれが感じた強さはアレです
前回の”Distract from POPs TOUR”は、「POPsから"distract(目を逸らす)"」けど、今回のAttract to POPs TOURは「POPsから"attract"する」、目を向ける、その為に腹を括る...みたいな話は事前に配信で聞いていて、目を向けた結果どうなるのだろう...と少し思っていたんだけど、まず驚いたのは実写アーティスト写真を出すという事。そして、「今日が最後になっちゃう人がいるかもしれない、もうこれ以上はついていけないよ、と言う人もいると思う」と言った事。本人がそこまで言うほどの変化って、一体何？と思ったけど、でもそれを聞いた自分の率直な感想は「あぁ。」って、それだけだった。
もともとVtuberだと思っていない自分にとっては...例えば今回のライブに行くために有休を申請した時も「推しのアーティストがライブで...」と説明したし、そもそもおれが好きなのはアザミさんの声で、アザミさんの作る音楽で、そこから伝わるアザミさんの想いで、それはガワがどんなに変わろうと変わらないもので...というかアザミさんに出会って人生が変わっちまったので、そんな簡単に辞められる訳がないんだな！！！！！
「君たちに対しては病的なまでに誠実にいたいと思っている」
「やる事に対して10個くらい、君たちの質問に対して答えられるようにしている」
「だから、もし変わったなって思ってもそのくらい考えているって思ってほしい」
「一度離れても、またどこかで会えれば良いから」
って、これからを真剣に話してくれるから、本当に推して正解だったなって...推してて良かった。改めてあの時布教してくれた友達には感謝してもしきれない。
MCを終えて、アンチポップから始まるライブの後半戦。
アンチポップから拝啓、サレンダーへの流れで、なんとなくPOPsから"attract"した、目を向けた結果が見えた気がするのはおれだけでしょうか。これは邪推かもしれない。
She shed、CDを聴いた瞬間からすごい好きで、「君の形したヒーローがいい加減目を覚ます頃だろう」「君によく似てるヒーローを見たいと望んで描いたのだろう」の歌詞にすごく背中を押されていたのでそれがライブで聴けて本当に良かった。
「あと2曲で帰ります！」って言ったアザミさんの後ろでシンバルを叩く林田さん。4月に見れて本当に良かった、今でも目に焼き付いているあの瞬間の再放送かと誤認したモラトリアム・グルー、まさかあの瞬間がまた見れるとは思ってなくて、ちゃんと叫んでしまった。ありがとう
そして、ラストのBOTSU ROCK STAR。4月の時にも書いたけどこの曲は始まりの曲だと思っていて、起承転新、手探りの4年目、新しいアザミさんの始まりにふさわしい、最高のライブだと思った。
これで終わり...とはならずにアンコールの声が。前も思ったけどペース速すぎると思うのよ。言うの疲れてしまって後半は手拍子だけ打っていた。
ライブのTシャツを着たメンバー、ナイロンジャケットを着たアザミさんが戻ってきて、楽器の準備をして、そして始まる敬具。Bメロで「25歳に、なりました～～～！！！！！」って言ってる当日誕生日のアザミさん超笑顔だった。本当に申し訳ないですがおれが言いたかったので「褒められたい褒められたい褒められたい褒められたい褒められたい！！！！！」「遊んでたい遊んでたい遊んでたい遊んでたい遊んでたい！！！！！」ってサビに叫びました。すんません。一番最後のフレーズ歌うのにタメまくって、アザミさんとバンドメンバーで「やるか...？やるか？」ってじりじりしてたのマジで笑った。その後に林田さんがシンバル叩いたのも笑った。
君より犬のがかわいいな、東京着く前の電車内で聞いて「これ生音で聞けるのマジ？」ってツイート...𝑷𝒐𝒔𝒕、したらアザミさんにいいねされて、そこで「いややるとは決まっていないのでは？？？」と思ったんだけどここでやってくれて良かった。MV含めて本当に好きです。
そして、最後。ロックンロールは人知れず。
みんなで✌した。この曲を歌う前にMCが入って、3月に東名阪でツーマンライブを開催する事が明かされた。またライブで遊べるな！！！遊ぼうな！！！
ライブが終わって、照明が全灯して、記念にステージの写真を撮ってから退場...の前に物販に寄ってファンレターを渡した。物の差し入れはなにも思いつかなかったので、数日前から文章を考えて作ったのだ。開場時にはタイミングが見つからず渡せなかったが、まあライブを一緒に楽しんだファンレターと言う事で...
ライブ前とライブ後の写真、確実になにかが違うんだよな
本当に楽しかったし、本当にバンドメンバーも楽しそうだったし、本当にこの場にいれて良かったなって思えたし、本当に次回も行こうって決意した、そんなライブでした。
3月のライブも行きます。抽選、受かってくれよ...！！！
